可能性を潰す？

先日とあるフリー雀荘で打っていたときのこと。

その日最初の半荘の東３局。
点棒状況はほとんど横一線。
自分は北家。
ドラは⑦ピン。

１０巡目に中を鳴いて、
こんなペン七萬待ちの聴牌になった。
三四五八九發發　(ポン)白白白　(ポン)中中中　ドラ⑦　

もし發をツモってきたら、どうしようかな～なんてこと考えていたら、
次巡なんと上家が發を手出しで切ってきた。

予想外の出来事に少しタイミングが遅れて
慌ててポンをする。
結局このとき自分の手牌の一番右端にあった八萬を切ることに。
三四五九　(ポン)白白白　(ポン)發發發　(ポン)中中中　ドラ⑦　

結局はこの２巡後に
下家の親が④ピンでツモ。
四四②③④赤⑤⑥２３４５６７　ドラ⑦
こんな形でやられてしまったけど...。

それより気になったのは上家。
この日、上家の人とは計３半荘打って、すごく打てる人に感じたので、
あの發切りは何だったのかと疑問に思った。

後で、理由を聞いてみたら

「一応、君の捨て牌とか表情とか見て、持って無さそうだと思った上で切ったんだけど、
まさかホントに發をトイツで持っているとは思わなかった。
みんなゴメンって心の中で何度も思った。」

「でも、白、中とポンしてても、發も同じ人が持っている可能性は低いじゃん。
それに巡目が深くなればなるほど危険になるわけだし、
だから早い段階で切るべきじゃない？」

とのこと。


これについては賛否両論があると思うのですが、

今の話のように、
３元牌2つ鳴いているところに３つ目を出してきたり、
西と北を鳴いているところに東を出して来たり、
というのは割と出くわす場面ではあります。

というか、自分は
例えば２巡目に白をポンされて、
場に發や中が１枚も無ければ、
いらないけどちょっと絞ろうかなと思っちゃうほど疑り深いタイプ。

なので、
「白、中と鳴いているのに發出すとか有り得ないでしょ！」
「役満振ってしまったら、自分だけでなく他家にも迷惑だし!」
と思っていました。

実際、牽制の意味を込めて全然手になっていないところから
３元牌を2つ鳴いたりというのもよくあることだし、
2つ鳴いたからといって、３つ目を持っていることのが少ないだろうし、
先に切って可能性を潰すという意味でも、理に適っているのかなとは思います。

そうは言っても、自分は切るのをためらってしまうことのが多いかな。

それに自分でもう１枚重ねれば、
自分が切らない限り役満は無いわけだし、
それは自分だけが知っている情報になるわけで、
多少は有利に展開を進めることもできるという形になるのが、
こういった場面では大事になるのかな～と思います。

いらないからといってすぐに切るよりも、
それを生かした手作りをしていくのが自分では多いですかね。

・・・・まあ、こういった意見もあるんだな～くらいに思ってください。

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コメント 3

60000点くらい、持っていて、エヌグさんが３００点くらい、なら問題ないとおもいます。しかし、相手の表情で、よんだ、とは、そして発を、きるとは。
すごいスキルですね。いやあ、そんなエスパーとは、うてませんね。
エスパーな感性に、殉じるには、まずその根底に、精査された論理的思考が必須
by つかぴょん (2012-03-24 09:34) 

ばおだぱおだぁ～
by にこ (2012-03-25 19:18) 

あー。おやつ買っていたのに、Tちゃん来なかったーーー笑
by ゆうゆう (2012-03-26 01:43)